脱衣所は作った方がいい?脱衣所のメリットとデメリット

こんにちは(^_-)-☆
鈴木です(^O^)/

お盆休みも終わり秋の気配も少しずつ感じれそうになる季節に入っていき、ワクワクしてます。
今日は脱衣所についてお話しします。


温泉や銭湯などに行くと必ずある脱衣所。

脱衣所というと温泉や銭湯の脱衣所をイメージされる方も多いと思います。

その一方、一般的な住宅では専用の脱衣所を設けているケースは比較的少なく、洗面所が脱衣所を兼ねているケースを多く見かけます。

これは家という限られたスペースの中で、水まわりでまとめられる部分はまとめてスペースを有効活用するという発想から生まれた形になんですね。

では、家に脱衣所を作る方は少ないのかと言うとそんな事はなく、最近では脱衣所を作る家も増えてきています。

洗面所と脱衣所をしっかり分けるメリットも大きいからなんですね。

今回はそんな家に脱衣所を作った時のメリットとデメリットについて詳しく見ていきたいと思います。

脱衣所(脱衣室)をつくるメリット

脱衣所を作って洗面所と分けた場合の1番大きなメリットとしては、やはり何と言ってもお風呂と洗面を気兼ねなく使えるようになるという事が挙げられます。

例えば誰かがお風呂に入っている時に洗面を使うという場合、どうしても洗面所に入るのに気を使ってしまいますよね。

特に女性がお風呂を使っている場合に洗面所に入りにくいという方や、お風呂に入っている時に洗面所に誰にも入って来て欲しくないという方も多いと思います。

また、洗面所に鍵が付いている場合、お風呂の入浴中に洗面室の鍵を閉めていると、洗面所自体使う事ができなくなってしまうというケースもあります。

このように洗面所と脱衣所が一緒だと、家族が増えるほど困ってしまうケースが増えてしまうんですね。

その一方、脱衣所を作ることでお風呂に入る人はお風呂と脱衣所を利用し、洗面所は誰でも気兼ねなく使う事ができるようになります。

家族の人数が多くて洗面所を使う頻度が高かったり、朝にお風呂に入ったりシャワーを浴びることが多い家庭なんかでは、脱衣所があるとお風呂を使う人と洗面を使う人を明確に分けられるとかなり便利になりますよね。

二世帯住宅など多くの人が洗面とお風呂を使えば使うほど、脱衣所を設けるのは特に効果的になります。


その他、脱衣所と洗面所が分かれていて便利な例として、洗面所が2カ所から入れるようになっている間取りなど、洗面所が回遊動線になっていて頻繁に人が通るようになっている場合も脱衣所があるとかなり便利です。

回遊できるという事は日常生活で人が通ることが増えるので、鍵を閉めるのはできるだけ無くしたいもの。

家に脱衣所を作る事で、洗面室の鍵が必要なくなるんですね。

その他に脱衣所を作った時のメリットとして、洗面所がスッキリ見えるというメリットもあります。

一般的に洗濯機は洗面所に置くことが多いですが、脱衣所があれば脱衣所に洗濯機を置けば良いので洗面で必要な物だけ洗面に置けば良いですし、洗面からお風呂も見えないので生活感が出にくくスッキリ見えるようになるんですね。

また、お客さんが来ることが多くて洗面所を良く使うという場合なんかには洗面と脱衣所が分かれていると生活感を見せなくて済むというのもかなり便利なものです。

着替えなども脱衣所に置くことができるようにしておけば、お風呂に入ってから着替えるまでの動線がよりスムーズになります。


脱衣所をつくるデメリット

脱衣所をつくる場合のデメリットを挙げるとすると、脱衣所のスペースが必要になるので他の部屋の大きさにしわ寄せがいったり、家を大きくしないといけないというデメリットが発生する時があります。

一般的に洗面所の広さは1坪サイズのことが多く、要望や間取りに応じて広さ調整していく物ですが、1坪の洗面所を洗面と脱衣に分けてしまうとそれぞれの広さは約1帖ほどの畳1枚分のスペースとなってしまいます。

それくらいの広さだと、無理矢理部屋を分けたアパートみたいな印象に見えてしまうなんて事も。

例えば、脱衣所は1帖に抑えたとしても、洗面所は1.5帖から2帖くらい確保できるかどうかで見た目や雰囲気が全然違ってくるんですね。

そのため脱衣所を独立して設ける場合は、一般的な洗面所の広さである1坪よりも広いスペースが必要になってくるので、家の広さに余裕が必要となってきます。

敷地が広かったり予算に余裕があって床面積を広げられる場合は良いですが、敷地を目一杯使って家を建てる場合や予算をかなり抑えたい場合は、洗面所を設けるハードルが高くなってしまう場合があるんですね。

ちなみに、あまりスペースが取れない場合は無理に洗面所を洗面と脱衣に分けず、洗面所内を簡易に区切れるようにしてしまうという方法もあります。

カーテンなどで必要な時だけ脱衣所と洗面所を区切れるようにしてしまうんですね。

その場合、カーテンはヒラヒラ感があり生活感が強く出てあまりキレイに見えないことが多いので、天井にロールスクリーンを付けてしまうのがおススメです。

洗面と脱衣室を分ける方法

予め天井を凹ませておいてロールスクリーンを埋め込めるようにしておけば、見た目もスッキリにすることができます。


洗面台を別の場所に設ける方法も
脱衣所を設ける場合の一番のメリットはお風呂に誰かが入っている時にも気兼ねなく洗面台を使えるようになる事ですが、間取りの関係でお風呂と脱衣所、洗面所をセットで設けるのが難しいケースも有ります。

そんな時に役立つのが、洗面台を廊下やホールなど別の場所に設けると言う方法です。

洗面は必ずしもお風呂の横でなくてもいいので、家族が使いやすい場所に移動させるというのも1つの方法なんですね。

その場合、お風呂あがりに洗面台の前で髪を乾かしたりお肌のお手入れをするケースもあるので、お風呂からあまり離すのではなく比較的お風呂に近い場所に洗面台を配置するのがベターです。

また、人が良く通る廊下に洗面台を配置すると移動の邪魔になったり落ち着いて洗面台の前にいられないので、ある程度のスペースも確保しておくのがポイントになります。


まとめ
今回は脱衣所について見てきました。

脱衣所を作るかどうかは、今の生活で誰かがお風呂に入っている時に洗面所を使う事ができるかどうか、または洗面所に誰も入って来て欲しくないと思っているかどうか。

この辺りが大きなウェートを占めるようになってきます。

また、女の子が多い家庭でも、脱衣所を設ける方はやはり多いです。

今はいいかもしれませんが、将来は洗面所を使いにくくなってしまう可能性が高いので、あらかじめ対策をとっておくという方が多いんですね。

このように脱衣所をつくる理由、メリットは色々とありますが、脱衣所を作るにはそれなりのスペースも必要になってきます。

脱衣所を作ったけども、LDKが微妙に狭くて使いにくい何て事になってしまえば本末転倒です。

脱衣所を作って「気兼ねなく洗面所、お風呂に入れる」という事と、他の要望、どちらの優先順位が高いかどうか。

この辺りをしっかりと考えながら、脱衣所を作るかどうか。また脱衣所を作るなら使い勝手のよい脱衣所を作っていきたいですね。

新築の家にはトイレが何個あるのがベスト?

おはようございます(^^♪
鈴木です(^O^)/

早いもので8月に入り、7日は立秋です。
まだまだ秋には程遠いですが・・・。

さて今日は新築のお家にはトイレがいくつ必要なのかをお話しします。

家を建てる時、トイレはいくつ欲しいと思いますか?

たとえば2階建ての家の場合であれば、トイレを1階に1つ、2階にも1つ。

合計で2カ所という方が多いのではないでしょうか。


トイレを1カ所にした理由

まずトイレを1つにした1番多い理由。

それは、「家に住む家族の人数」です。

たとえば、「夫婦二人暮らしの家」であれば、トイレは2つも必要ありませんよね。

トイレは無駄に増やしても掃除の手間が増えるだけなので、2人暮らしならトイレは1つで十分と言えます。

このように、家族の人数というのはトイレの個数に影響してくる部分なんですね。

「平家」の場合もトイレを1つにするケースが多くなります。

たとえば家族何人かで平屋に住む場合、大きな平屋であればトイレを2つ作ることがありますが、意外と最終的にトイレが1つに落ち着くケースも多くなります。

リビングや寝室から程よく距離感のあるトイレが1つあれば、無理にトイレを1つ増やさなくてもいいかなというケースが多いんですね。


こうして見てみると、トイレは各階に1つという傾向が強く、階段でそれぞれの階が分断されているかがトイレの個数に大きな影響を持っていることが伺えます。

その他のトイレを1つにする理由として、「トイレ以外に予算を使いたいから」という理由や「トイレの面積を他の用途に使いたいから」という理由もよく目にします。

たとえばトイレの金額について見てみると、2階にトイレを設ければ安い便器を取り付けたとしても配管工事やトイレの扉や窓などで少なくとも20万〜30万円くらいの予算は必要になってきます。

逆を言えば、トイレを設けなければ20万〜30万円を削減できると言う訳なんですね。

そのため、家の価格を下げたい時はトイレを1つにするというのも候補に挙がってきます。

また、「トイレの面積を他の用途に使いたいから」というケースでは、家全体であまり広いスペースを取れず、トイレを設けるスペースがあるなら部屋や収納にしたいという場合によく見かけます。

具体的な家の広さを見てみると、30坪くらいの家であればトイレが2つ有ってもそんなに部屋の広さは変わりません。

小さいトイレであれば半畳とちょっとで作れるからなんですね。

ところが、20坪少しから半ばの家になると話が変わってきます。

その半畳と少しが部屋の広さを左右してきてしまうんですね。

また、トイレは設置する場所がどこでも良い訳ではなく、音が響きにくく、また落ち着いて使える場所に設けたいので、コンパクトな家だと最適な場所にトイレを2つ作るというのはかなり難しいという側面もあります。


このように、4つの要素

家族の人数
家の階数
家の予算配分
家の大きさ

この4つがトイレの個数に大きく影響してくるんですね。

そして、その中でも最も影響が大きいのが「家族の人数」です。

では、何人家族くらいであればトイレは1つでも大丈夫なのでしょうか?



トイレは1つで大丈夫?

多くの場合でトイレは2つ欲しいという回答をもらいますが、それと同時に今の生活でトイレで不便に感じていることがあるかどうかも確認します

そしてトイレで不便に感じている大きな要因としては、「トイレの使用時間が人によってマチマチ」というケースが非常に多くなります。

「トイレにはゆっくり入りたい人」と、「トイレは用が足せれば十分」というように、家族の中でトイレの使い方がバラバラで、トイレに求める物も人によって違ってくるんですね。

そして、「トイレにゆっくり入りたい方」が家族でどれくらいいるかでも、トイレの必要性は変わってきます。

やはりトイレにゆっくり入りたい人はトイレにいる時間が長いですし、トイレは居心地いい空間にしておきたいものです。

また、順番待ちなど急かされるというのは、日々のストレスにつながってきます。

一方、トイレで用が足せればいいだけの人は使いたい時に使えないのは困りますし、トイレに長居をされると不満に感じるケースも出てきます。

それぞれ生活習慣が違うので、家を建てる時にはこのスレ違いを解消する必要があるんですね。

このようにトイレの個数というのは、トイレでどれだけ時間を過ごすかというのも見過ごせない要素になってきます。



家にトイレは何個必要?

ここまで見てきた内容を踏まえながら、トイレの数に対する見解をお伝えしたいと思います。


まず家族の人数ですが、4人以上の家族になるとトイレが1つだと不便を感じるケースが増えてきます。

特に子供が小さいうちは気にならなかったけど、子供が小学校へ行くようになってから、トイレにストレスを感じるようになったという方が意外と多くいらっしゃるんですね。

「朝トイレでゆっくりしたくても、家族のプレッシャーを感じる」なんていう意見も。

また、ニオイが気になる人は、家族が入ってすぐのトイレを使うのを嫌うケースもよくあります。

そうなると、4人家族というのがトイレの稼働率から見ると1つの分かれ目になってくるんですね。

生活の時間帯がかぶらないのでトイレが1つでも大丈夫なんですね。


その他、家族が4人未満の家庭であっても、トイレゆっくり派の方が家族に2人以上いる場合、トイレが1つだとストレスを感じるケースが増えます。

最後にちょっと特殊な例を1つ。

お腹が弱い人がいる家庭の場合は、やはりトイレは2つ欲しい物です。

トイレが死活問題となってしまうからなんですね。



まとめ

家族が成長して家を巣立っていけばトイレは1つでいい訳ですが、それまでの十数年をストレスを感じながら過ごすのはどうでしょうか?

たかがトイレ、されどトイレ。

トイレは毎日の生活と密接に関わるので、トイレが自分たちの生活にいくつ必要なのか1度考えてみられてもいいのかもしれません。

4人家族の場合だと、1日にトイレを使用している時間は平均で1時間くらいです。

1日に1時間も使われるのであれば、快適なトイレをつくるというのも結構意味のあることかもしれませんね。

昔は和式のトイレのようにゆっくりするのが難しいトイレが多かったですが、今では便座が温度調整までしてくれるくらい快適な空間なりました。

それだけトイレが快適な空間になった分、トイレの位置づけも昔と比べて大きく変わっています。

トイレの個数はもちろんトイレをどこに配置するといった点も含めて、より使いやすいトイレにしたいですね。

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