ZEHのお話し③

おはようございます(^^♪
広報兼総務の鈴木です
昨日から作業場では少しづつ大掃除をしています。
その中で廃材の処理をしましたが、事務所に薪ストーブがありますので
薪ストーブで活用でき処理代も減らせて一石二鳥ですが
30センチほどにきって運ぶ作業が・・・。
腰を気にしながら作業してますが。

以前ブログの中でZEH(ゼッチ)-"Zero Energy House"-
(ネット)・ゼロ・エネルギー・ハウスについて、
「家の性能と省エネ家電で節約し、
太陽光など活用することで光熱費0を目指そう」
ということをお伝えしました。


その中で、これを達成するためのポイントは 3点です。

1.家の断熱性能を上げることで、
  そもそも夏は涼しく冬は暖かい住宅
2.省エネ性能の高い空調や照明・給湯設備などを使う
3.太陽光などで自宅のためのエネルギーを創る

1.家の断熱性能を上げることで、そもそも夏は涼しく
冬は暖かい住宅に関しては、家の断熱材やサッシを工夫し、
省エネをはかることが、ZEHに向けて「家の断熱性能を上げる」
ことが大切です。

次に
2.省エネ性能の高い空調や照明・給湯設備などを使う
については、家の設備・装備を省エネのものに変え、
使用するエネルギー(電気)を減らしていくことが重要です。


ただ、いくら断熱性能を上げて、エアコンの使用頻度を下げ、
使う設備や装備を省エネのものに変え、使用エネルギー(電気)を
減らすことはできても、完全に0にすることは物理的に不可能です。
電気を使わずにエアコンなどを動かさなければなりませんからね。


そこで、3.使う分のエネルギー(電気)を自分の家で作る(創エネ)、
または、使った分の電気代を自分の家で作り売って賄う(売電)
といった考え方が重要になってきます。

「創エネ」とは、エネルギーを使う量を減らすというだけの
「省エネ」より、1段階上の考え方で、さらに+αのエネルギーを
作り出すことです。
省エネよりもさらに地球に優しく、家計の助けにもなります。

一般家庭でできる創エネとしては、太陽光発電がメインです。
というのも、基本的には太陽電池モジュールを屋根に設置するだけ
というように簡単に施工できるからです。

太陽光発電は、太陽の光さえあればいつでも発電することができます。
家庭でそのまま使うだけでなく、使いきれず余った電力があれば
電力会社に売ることができるのも魅力のひとつです。

災害時の停電の際にも日光さえあれば、発電が可能なので、
電気を利用できるようになります。

他には、太陽光発電とともに創エネとして人気があるのが
エネファームやエコウィルといった発電システムです。

エネファームは、ガスを利用した発電です。
電力を作るとともにお湯を作るので、お風呂や炊事の際に
活用することで、エネルギーを作り出しながらも
電力消費を抑えるという一石二鳥の発電方法です。

エネファームは、ガスから水素を取り出して、
その反応で電気を作り出すという仕組み。
化学エネルギーから電気エネルギーへと変換させるだけ
ですので、電力を生み出す際に無駄がなく、
地球環境に優しい発電方法です。
こちらもお湯を作り出すことができます。

エコウィルやエネファームは、
お湯や床暖房などを使う機会の多い家庭が利用すると、
より創エネの役に立つ!と言われています。

なお、ZEHとして使用する創エネに関しては、
認められたものである必要があります。


以上のように、
家の断熱性能を上げる+家の設備・装備を省エネのものに変え、
+さらに創エネを行う事で、光熱費0を目指すのがZEHの考え方です。

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